マウス

 

マウス選びのポイント

FPS において変更に対して一番効果があるデバイスです。マウス選びの難しいところは、センサーの数値性能が比較にならない上に、形状がさまざまだからです。電気屋や秋葉原などに行くと実際に多くのマウスが店頭で触ることができますが、触った瞬間に「これは良い!」などとなることはまず無く、たちの悪いことに使い続けてみてその違いがわかるからです。現在ではマウスセンサーの性能は十分向上し、以前ではよく発生していたネガティブアクセル (マウスを高速に動かした際にセンサーがその速度に追いつけずマウスポインタが飛んでしまう現象) が発生していましたが、それもほとんど見られなくなりました。今では一部のマウスとマウスパッドにおいて、相性が悪く発生する場合がある程度です。FPS では RTS ほどマウス感度を上げる必要がありませんので、センサー性能の向上はそれほどメリットはありません。マウス形状を中心に選んでいくことになります。一般的にセンサー性能は 400 DPI もあれば十分です。

Don’t

すでにマウスではありませんが、FPS において入力デバイスはマウスしか考えられません。あえて避けなければならない入力デバイスをあげれば、トラックボールやトラックパッドなどです。デバイスのシステムとして FPS には向きません。また、無線式のマウスも避けるべきでしょう。将来的に無線の性能が向上する可能性はありますが、ミリ秒を争う FPS の世界ではオーバーヘッドが大きすぎます。たとえマウスコードがなくなってもマウス本体にバッテリーが必須になることになります。それはマウスの重量を増加させてしまいます。電池式の場合は電池がなくなるリスクもあるでしょう。重いということは、それを動かすために使う筋肉も大きくなるため、正確さを阻害させてしまいます。

マウスの仕組み

最初にネガティブアクセルについて触れましたが、これはどうして起こるのでしょうか。マウスはマウス下部にあるセンサーで設置面の模様を高速に撮影しています。マウス内のメモリにそれらが保存され、設置面の模様がどの程度移動したかを見ることでマウスの動きを検知しています。ネガティブアクセルはマウスがセンサーの性能を超えて高速に動かされた際、その動きを検知することができないために発生します。またセンサーの光が反射したり設置面が透けていると正確に撮影できず、マウスの性能を発揮できないので注意が必要です。また最近のマウスパッドにありがちな、あまりに均一な面だと模様の変化を捉えられず誤動作が発生する場合があるようです。

スイッチ

マウスのクリックを感知する部分をスイッチと言います。現在市販されているマウスのスイッチは私が知っている限り全て同じ製品です。OMRON の D2F-01F というものです。
http://www.omron.co.jp/ecb/products/sw/13/d2f.html
マウスのクリックが柔らかい、硬いというのは本来存在せず、クリック感は全て同じのはずです。クリック感の違いはスイッチの個体差、マウス製品の個体差、中にはマウスの本体にあらかじめ負荷がかけられていたりするものや、マウスを押下される場所とスイッチの場所のによって感触が違ったりするからでしょう。使い込んでいるとスイッチは柔らかくなっていきます。店頭で試す際はやわらかくなっていることがほとんどですので、あまりクリック感を気にする必要はないでしょう。

スイッチにつき物なのがチャタリングです。もし発生しても購入することができます。以前は OMRON から 100 個単位で買わなければなりませんでしたので、簡単な電子工作ができる人は交換も検討してみてはいかがでしょうか。

リフトオフディスタンス

センサーが設置面と離れた際に反応しなくなる距離を言います。光学式ではリフトオフディスタンスは短く、レーザー式では長くなります。リフトオフディスタンスは短いほうが良いので、レーザー式はソフトウェアで短く設定できるものもあります。
リフトオフディスタンスが意識されるのはマウスを持ち直すときです。マウスがマウスパッドの端にきた場合、マウスを持ち上げてマウスパッドの中央部分に移動すると思います。その際リフトオフディスタンスが短ければマウスを浮かす高さを低くしても済むので、持ち直ししやすくなります。ゲーム中に焦っている時など、意識しててもあまり持ち上げられないものです。マウス購入の際には、この点も確認するようにしましょう。

マウスの種類

独断的な主観ですが、マウスの種類を類型化してみました。

茄子型 (なすびがた)

Microsoft の IntelliMouse Explorer 3.0 に代表される茄子のようにマウスが曲がっているマウスを言います。他には Razer の DeathAdder が相当します。このマウスの特徴としては利き腕が限定されるのを犠牲にして形を手のひらの形に最適化している点にあります。マウスの脇に設置されているボタンも押下する指がわかるので利用しやすくなっています。持ち方としてはかぶせ持ち (詳しくは後述) を想定しているものが多くみられます。

芋型

IntelliMouse Optical (略して IMO) に代表されるように左右対称で利き腕を問わずに利用できるマウスです。略称の IMO をそのまま呼んで芋型としました。その他には Steel の Xai などがあります。持ち方としては摘み持ちを想定しているものが多くみられます。

持ち方

かぶせ持ち

手のひらをマウスに乗せて、覆いかぶせるようにマウスを持つ持ち方を言います。日本ではかぶせ持ちなどとよく言われますが、英語圏では Palm Grip (手のひら持ち) などと言われている持ち方です。
http://www2.razerzone.com/MouseGuide/html/palmgrip.php
親指をマウスの脇に置き、人差し指を MOUSE1 クリック、中指を MOUSE2 クリック、薬指と小指を脇に添えて支えます。人によっては中指をホイールに置き、薬指を MOUSE2 クリックに利用する人もいます。かぶせ持ちは一番一般的な持ち方で、疲労感が少なく、少ない力で動かすことができます。手のひら全てをマウスに預けるので、マウスは人間工学に基づいて設計されています。このようなタイプのマウスを選ぶ際は、自分の手のひらに過不足なく収まる製品を選びましょう。海外では絶大な人気を誇る IntelliMouse Explorer 3.0 がこの形状ですが、日本人には大きいと感じる人が多いようです。日本人向けに小ぶりなものも出ていますので、自分の手のサイズにあったものを探しましょう。

摘み持ち (つまみもち)

マウスを指先とマウスのお尻の部分のみで支える持ち方です。海外では Fingertip Grip と呼ばれています。
http://www2.razerzone.com/MouseGuide/html/fingertipgrip.php
手のひらを乗せずに指先だけで操作するので手のひらが固定されます。力が入った状態が継続されるのでマウスの初動が早く、細かい操作をするのに向いています。力を使うので疲労も溜まりやすいので注意が必要です。この持ち方は芋型のマウス利用者に多く見られます。
摘み持ちの一番のメリットは上下の Aim がしやすい点です。マウスに手を依存させればさせるほど、マウスと手の遊びが無くなり、上下の移動は腕を動かさなければならなくなるからです。小回りが利く代わりにリスクもある、そんな持ち方です。

引っかき持ち

日本ではあまり聞きなれないですが、海外ではかぶせ持ちに次いで多いと言われる引っかき持ちです。引っかくような手の形をしているので Claw Grip と言われています。
http://www2.razerzone.com/MouseGuide/html/clawgrip.php
かぶせ持ちとの違いは指をマウス表面に全てくっつけるかどうかです。かぶせ持ちと同じく茄子型のマウス利用者に多く見られる持ち方です。マウスを摘み持ちほどではないですが、かぶせ持ちに比べてマウスを移動させるのには力が要ります。指を立てることでマウスと手の間に若干の遊びができるのでかぶせ持ちより上下移動することが容易になります。

(おまけ) 操作のテクニック

クリックの仕方

マウスのクリックの仕方は二通りあります。ひとつは指の腹で押すタイプ、もうひとつは指先で押すタイプです。反応速度の速いクリックの仕方は指先で押すほうです。実際にやってみるとわかると思いますが、指を立てると力が入りやすく、常に力が加わっているのがわかると思います。
私は良くかぶせ持ちと引っかき持ちを使い分けています。大きく移動するときはかぶせ持ち、狙いを定めるときは引っかき持ちといったふうにです。また上下移動が期待される場面では摘み持ちに変えたりと柔軟に変更しています。

姿勢

ゲーム中の姿勢にはさまざまな種類があります。negitaku に良くまとまっている記事があるのでまずはこれを参照してください。
http://www.negitaku.org/news/3005/

スタンダードな姿勢が一番美しく、疲れないと思います。Cooller がやっているいわゆるロシアンスタイルは止めておいたほうがいいです。骨盤が曲がり、筋肉に悪い癖が付く可能性があるからです。

http://www.ces55.com/tadasiisisei.html

  One Response to “マウス”

  1. [...] マウス Posted by Vaduz at 9:01 AM Tagged with: FPS, 講座 document.write(unescape("%3Cscript")+" src='http://widget.zenback.jp/?base_uri=http%3A//blog.vaduz.tk&nsid=94084744790185864%3A%3A94084752843256745&rand="+Math.ceil((new Date()*1)*Ma [...]

 Leave a Reply

(required)

(required)

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <pre lang="" line="" escaped="" highlight="">

© 2011 vaduz.tk blog Suffusion theme by Sayontan Sinha