マウスパッド

 

マウスパッドはマウスの滑りを司る縁の下の力持ちのような存在のデバイスです。以前はマウスパッドは数えるぐらいしかなく、机であればよしみたいな風潮もありました。しかし最近ではオフィス用途でもマウスパッドは見直されており、入力デバイスの精度をあげる事はPC利用者のストレスを軽減させるだけでなく、入力の精度を上げるので結果として業務効率が上がると言われています。マウスパッドは少しの投資で大きなリターンを得られるが魅力です。

FPSにおいてはゲーミング用のマウスパッドを用意したいものです。FPSではセンシティビティ (マウス感度) を下げますので、マウスの動かす広さがどうしても大きくなります。180 度で 30 cm 程度の感度であれば、マウスパッドは横幅 40 cm ぐらいと考えれば良いでしょう。いずれ詳しく述べますが、マウス感度があまり高いのはお勧めできません。大は小を兼ねます。

マウスパッドには昔から使われている素材である、布、プラスチックを始め、特殊なシリコン製のものや、ゲーミング用としてはガラスなどが使われています。それぞれ特徴を見ていきます。

布製マウスパッドの特徴

布製のマウスパッドは布だけでは机から滑ってしまうので、ゴムスポンジの上に布が接着されているものが一般的です。この組み合わせは合理的で、スポンジゴムがマウスパッドに適度な柔らかさを与えることができるので、滑りがしなやかになります。他の素材に比べて暖かいので、手がかじかむような冬場などには布パッドは重宝します。プラスチックやシリコン系のパッドは冷たいですし、その中でもガラス製は最も冷たく感じます。布製のパッドは汗ばむ様な夏場にも有効です。パッドにもよりますが、布は水分を吸収する性質があります。手に汗握る様なゲーム中に邪魔になりがちな汗をパッドが吸収してくれるので、滑りに対する影響を最小限に抑えてくれる事ができます。他のパッドでは汗がパッドの表面に付着するとセンサーの誤作動を与える原因になったり、滑り方が大きく変化してしまいます。また、布製パッドはソールを選ばないので標準のマウスソールでも良好な滑りが得られます。もちろんテフロン製のソールの方が若干滑りは良くなりますが、他の素材のパッドでの変化に比べると非常に小さいものです。

いい事尽くめな布製のパッドですが、その人気に反映して最近では布の素材や織り方に特徴を付けた製品が出てくるようになりました。布全般に言える事ですが、耐久性の無さがあげられます。他のパッドに比べて安く製造できる反面、消耗が早いです。同じ面を何度も何度もこする訳ですから、いくら他の素材と接着されているとはいえ、一般的な使用方法ではありません。使用が進むと表面が毛羽立ったり、折り目が偏ったりします。また布ですのでゴミを吸着しやすい性質があるのも見逃せません。これらも徐々に加工方法が進歩して改善していくことでしょう。

プラスチック製パッドの特徴

プラスチック製パッドの特徴は圧倒的な滑りの良さにあります。特にマウスソールの項でも説明した、テフロンとの相性が良く、現在市販されている素材の中では圧倒的な動摩擦係数の低さを誇ります。静止摩擦係数ではシリコン製の方に分があります。加工のしやすさも手伝って様々な形状の製品が売られています。布製パッドに次いで人気の素材です。また汚れに強いのも特徴です。ソールにより滑り方の変化が大きいので、ソール選びも忘れずに行いましょう。布製パッドより耐摩耗性が高いので、やや長く使えます。しかし表面をざらざらした加工にして滑りを良くしているので、使用していると徐々に加工が摩耗してきて滑りが悪くなってきます。普段使うところと使わないところの滑りを確認して差が出てきたようなら使用する部分を変えるか、それができなくなったら交換時でしょう。

プラスチック製パッドは表面が歪まないので、マウスが全く沈み込みません。力の入れ具合がシビアになる一方で、力加減が繊細に伝わるのでこのパッドの使用者はマウス感度が高めな人が多いようです。

シリコン系マウスパッドの特徴

シリコン系マウスパッドの特徴はその素材の優秀さにあります。耐摩耗性の高さ、汚れにくさ、熱に強いといった性質があります。動摩擦係数こそプラスチックに劣りますが、静止摩擦係数はプラスチックより低いので、動き出しの速さ、軽さは市場にあるマウスパッドで一番でしょう。日本ではよく売られているのですが、海外ではあまりメジャーな素材ではないようです。それもあってか日本のゲーマーでの愛好家は少なく感じます。個人的には一番長く使っていたパッドがこの系統です。動きの激しいときはそれを押さえてくれる動摩擦係数の低さ、精細な Aim をしたいときに手伝ってくれる静止摩擦係数の低さはゲーマーに一番マッチしていると思います。

ガラス製マウスパッドの特徴

ガラス製マウスパッドの特徴は耐摩耗性の高さです。そのモース硬度が高いのはご存知の通りだと思います。他の素材より加工がしづらいので、あまり多くの種類の製品は出ていません。使用の際はテフロン製のマウスソールを利用しましょう。テフロンの摩耗は非常に早いですが、滑り方は上品で、他のパッドにはない感触です。表面が使用により大きく変化する事が無いので、時間をかけて感触をあわせていく事ができます。表面のイメージとしては曇りガラスのようなザラザラした感じです。

デメリットとしてはマウスを動かした際のノイズが大きい事です。サー、サーとこすれる音が響きます。ゲーム中は気になりませんが、録音したVCを聞いたときにマウスの動作音まで入っていた事には少し驚きました。

  One Response to “マウスパッド”

  1. [...] FPS講座 – マウスパッド Posted by Vaduz at 6:24 PM Tagged with: FPS, マウスパッド, 講座 document.write(unescape("%3Cscript")+" src='http://widget.zenback.jp/?base_uri=http%3A//blog.vaduz.tk&nsid=94084744790185864%3A%3A94084 [...]

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